JR災害復旧支援

道内初の線状降水帯による大雨災害

2025年9月20日未明、発達した低気圧の影響で北海道に初めて「線状降水帯」が発生し、釧路地方と十勝地方が特に影響を受けました。
釧路市音別町では、観測史上最大の1時間あたり75.5ミリの雨を記録しました。また12時間降水量では186.5ミリを観測しました。
この影響により、音別の直別川は氾濫開始水位より2メートル以上高くなり、住民が避難しました。音別川も高水位が続き、音別町本町3丁目周辺が浸水し21日9時頃には50センチメートル以上の水位が確認されました。

JR北海道様への影響:

JR根室線の池田と釧路の間で、線路下の土砂が流出するなどして大きな被害が出ました。また川に流された木々が線路上に堆積するなどし、撤去するのに時間がかかりました。
根室線の運転見合わせは15日間続き、10月5日に運転再開するまでに、636本が運休、およそ4万人に影響が出ました。

後日、この災害復旧(道床バラスト製作運搬)について、JR北海道様より感謝状をいただきました。